2016年に日本で公開された、
アメリカ(2014年制作)のドキュメンタリー映画、
『アイリス・アプフェル!94歳のニューヨーカー』を
観ました。
インテリアデザイナーであり、実業家であり、
ファッションアイコンとして輝き続けるアイリス。
ホワイトハウスの内装を任されたり、
テレビショッピングに出るとその商品は売り切れたり。
とてもチャーミングで、
ユーモアがあり、とてもパワフル。
そんな彼女の魅力が、詰め込まれた映画でした。
映画のなかで、印象に残ったコトバは次の3つ。
1.楽しい。 (fun!)
2.好奇心を持つ。
3.積極的に世の中にでたい。それが私の生き方なの。
とにかく、映画全編にアイリスの口から
「楽しい」というコトバが出てきます。
ファッションを考えるのも、
新しいことをするのも、
楽しそうだから、楽しいからと。
アイリスは、洋服やアクセサリーを
自身のセンスで合わせていきます。
アクセサリーを組み合わせるのも
「1つのデザインに仕立てたわ。
寄せ集めには見せたくない」と。
堂々と自分のセンスを自信を持って
表現している姿には感動を覚えます。
映画の終わりのほうで彼女は、
「年を取り、体が弱ると
後ろ向きになる人も多い。
でも重病じゃないなら
自分を駆り立てなきゃ。
外へ出て調子の悪さを忘れるの。
ずっと家にいちゃだめ」
と言います。
いつまでもそういう気持ちを持って、
過ごしていきたいと思いました。
いまは、なかなか外出できない状況ですが、
この映画を観て、とても元気をもらいました。